灸法臨床研究会主催の北陸家伝灸めぐり2

北陸家伝灸めぐり

灸法臨床研究会主催の北陸家伝灸めぐり弾丸ツアー 続き。

 

敦賀駅から新幹線で金沢へ移動し、バスで高源院へ。

「一つ灸(やいと)」の幟旗が目をひきます。

「来る七月一日早朝五時から午後三時まで執行」とあります。

なるほど、施術、ではなく、執行、とな。

中に入れていただくと、趣のある小さなお庭があり

 

坂の上にあるお寺なので見晴らしも素敵。

    

ここではお坊さんではなく、きゅう師の方がお灸をしてくれるようです・・・が!

お灸でかっ! しかし、これを受けるために覚悟を決めます。

ツボの場所は外膝眼。へえ、足三里ではないんですねえ。

女性は右足に、男性は左足にするとのこと。

お灸は大好きですが大きい直接灸はちょっと・・・と思いつつ、

意外と熱くない・・・なんてことはなく、熱かった!です。

バンドエイドを貼ってもらって終了。

次に北陸の一つ灸(やいと)発祥のお寺、氷見・東泉寺へ。

入口のお地蔵様達がなんとも可愛い涎掛けをしています。

  

こちらではお坊さんがお灸してくれます。

「熱い」と言ってはダメなんだそうですよ。

みんな「きた!」とか「効く!」と言って耐えます。

こちらも同じツボ、外膝眼のお灸です。

  

この日は団体で訪れたのは私たち灸法臨床研究会のメンバーくらいでしたが、

昔はもっと参加者も多く、このような木札をもらって並んだようです。

東泉寺にはわんことにゃんこがいます!

ビーグル犬のお名前は「MOGUSAもぐさ」ちゃん。可愛い・・・

黒猫の方のお名前は「ママ」だそうです。

多分わんこより年上らしく、確かに貫禄のあるお猫様でした。

もぐさちゃんは触らせてくれたので、ママも撫でさせてもらおうと思ったら

ぷいと玄関下に潜ってしまわれました。ざんねん〜

 

そして。

夜のニュースに三秒ほどうつっていたらしいワタシ。

ドヤ顔で百会のお灸のお手伝いしてます。

 

 

その3に続きます。

 

 

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。