灸法臨床研究会主催の北陸家伝灸めぐり1

北陸家伝灸めぐり

灸法臨床研究会主催の北陸家伝灸めぐり弾丸ツアーに行ってきました。

【信仰と灸

灸は火と煙に宿る神秘性と結びつき、治療だけでなく

まじないや邪気払いとしても何百年と受け継がれてきた。

自然への畏敬の念と健康を願う人々の熱い思いを感じる旅へ―】

というキャッチフレーズに違わない、日帰り弾丸ツアー。

スケジュールは

7:00 敦賀駅集合 出発

7:40 小浜・法雲寺(すりばちくぐり)着

8:10 法雲寺出発

8:50 敦賀駅着

9:21 敦賀駅発(北陸新幹線かがやき508号乗車予定)

10:03 金沢駅着

10:15 金沢駅発(中型バス)

10:30 金沢・高源院(一つ灸)着

11:00 高源院発

12:00 氷見・東泉寺(一つ灸)着

12:50  東泉寺発

13:00 氷見番屋街着・昼食休憩

13:30 氷見番屋街出発

14:10 高岡・瑞龍寺(一つ灸)着

14:50 瑞龍寺発

16:00 富山駅着・解散

となっており本当に無駄がありません。

実際のところ、夜行バスに乗らないと7:00の集合時間には間に合わないので

前日から駅前のビジネスホテルに泊まりました。

まず法雲寺のすり鉢くぐり。

中風(今でいうところの脳血管障害)避けのお寺として有名です。

[伝統行事「すり鉢くぐり」 無病息災など願う 起源ははやり病の退散 小浜市・法雲寺]

2人のお坊さんがすり鉢を持って、その下を参拝者はくぐるようにします。
すり鉢くぐり入口

 

こちらはすり鉢の上でもぐさを燃やしますが

直接すり鉢を頭にかぶるわけでもなく

下をくぐるだけなので熱さは全く感じることはありません。

周囲に漂うもぐさの香り、完全におまじないです。

自分の名前と生まれ年、家内安全など、願い事をチェックした紙を受付で書くと

ご住職がそれを読み上げてくれます。

すぐ終わってしまいますが、ずっと興味があったことなので達成感があります。

3年これを続けてやると中風避けになると言われていますが

東京からだとそれなりの距離なので必ず7月1日に来るのはなかなか大変だと思います。

すりばちくぐり入口

このお寺さんはお土産が多い!

ここまで来た甲斐があったというか・・・

生米はできればそのまま食べろと書いてあったので生のままいただきました。

同行の友人に何に使うのか聞かれたけど、用途のなさそうなすり鉢の灰。

とりあえず御守りということで。

もちろん手ぬぐいも買いました。鉢の絵が良い。もう一枚買うんだったかな。

 

二つ目のお寺に続きます。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。