受付時間 9:00-17:00
状況に合わせて、組み合わせは人によって多少変えますが、どんな症状に対しても、お腹、背中、手足、頭部などの状態を観察しながら行います。
温灸(箱灸):腰痛や婦人科疾患にはお腹や背中を温めます。 箱灸は、木製の箱の中に適量のもぐさを入れて火をつけます。中に網が入っており、直接肌にもぐさが触れることはありません。棒灸は固めた棒状のもぐさをツボに近づけます。箱を置きにくい場所や集中的に温めたい時にはこちらを使います。背中の緊張が強い方には温熱とマッサージの相乗効果のある金属製のローラー温灸を使います。
きよら鍼灸院で使用している鍼は0.14mmが中心ですが、体質や症状に応じてもう少し細い鍼、太い鍼も使い分けています。現代人は目を酷使していますので、最初に目の上に小豆パック置いて施術を始めています。疲労には頭皮への鍼も有効です。首肩のコリが取れるだけでも顔色やむくみが改善されますが、ご希望により、顔への集中的な鍼(美容鍼)も行なっています。
お灸の原材料は蓬(よもぎ)の葉から作った艾(もぐさ)です。艾を指先で米粒の半分くらいの大きさにひねってお線香で火を付けます。燃え切ったら灰の上に同じようにもぐさをひねって重ねていきます。(直接灸)
もぐさをピラミッド状に固めてお線香で火を付け、熱さを感じたらすぐに取る方法もあります。(知熱灸)
台座灸(きよら鍼灸院では「せんねん灸」を使用しています)はシール付きの台座の上にもぐさがついていて、場所を選ばずにお灸ができます。ご家庭でも気軽にお灸できるように、最近は煙の出ないタイプもあります。
吸玉:主に背中のコリの激しい方に使用しています。プラスチックカップではなく厚手のガラスカップを火で温めながら付ける昔ながらの手法で使っています。跡が残る療法ですのでどなたにでも適しているものではありませんが、特に希望される場合は最初にお申し出ください。
灸頭鍼:鍼の先にモグサを付けて鍼の刺激と同時にツボの上を間接的に温める手法です。主に腰部分と首肩周辺で使います。
施術の中に必ずマッサージを組み込んでいます。ときに多少の痛みを伴う治療的あん摩マッサージ指圧だけではなく、気持ち良さを追求したマッサージもします。慰安と治療は違うという考え方もありますが、きよら鍼灸院では癒しも重要、治癒への道筋の一つと考えています。
※ 鍼は苦手、温灸やマッサージだけの施術を受けたいというご要望にもお応えしますので都度お問い合わせください。
生の枇杷の葉を肌に当て、その上に木綿の布と紙のマットを敷いて上から専用の棒灸で押圧していく療法です。葉が熱で蒸されることで効果をもたらします。二本の棒灸を交互に使いながら身体に熱が伝わるまでゆっくりと推していきます。終わる頃には全身の緊張が緩み、芯から温まっているのを実感していただけます。
※びわの葉温灸は鍼施術との併用はいたしません。生葉の準備の都合がありますので、ご希望される場合は電話かメールにて、「びわの葉温灸で」とお申し出ください。
施術に向けて準備中です。