女子のツボ

鍼灸師は職業としてはマイナーなので
新聞に載ること自体が珍しいです。
深山先生を直接は存じ上げませんが
素敵な笑顔の写真に惹かれ、昨年出たという「女子のツボ」を買いました。
タイトルに「七歳ごとに変化する」とありますが、
古典に人の一生における年齢の節目として「男子は8歳ごと、女子は7歳ごと」というのが
出てきまして、
初めて見た時は男より女の方が早く老けるなんて不公平だ!と思いましたが
子育てするようになって、確かに女子の方が男子より発達も早いし、
まんざら嘘でもないなあと実感するようになりました。
これでいくと私は今年
「六七三陽脈衰於上、面皆焦、髪始白」に該当します。
・・・うおお。あらためて見ると本当に容赦ないなあ。
まあ、事実は事実として受け入れましょう。
「人の役に立つ鍼灸師としての最終章を迎えたい」
という素敵な言葉が心に響きます。私も目指したい。
最終章と言える境地にはまだまだ達していませんが
それを自覚する年齢と経験が蓄積するまで
まずは自分自身が健康でいないとね。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。