雑誌 ヨレヨレ


「ぼける前に読んでおきたい『宅老所よりあい』のおもしろい雑誌」
というすごいキャッチコピーと表紙のイラストの脱力具合が気になって
雑誌「ヨレヨレ」を頼んでみました。
おもしろい、とか自分で書いちゃっててどうなの、と思ったけど
ほんとに面白いです。
介護の世界をこんな風に表現できちゃうなんて!
センスの良さに脱帽です。
心理カウンセラーの友人は
「谷川俊太郎に長谷川スケールをやってもらう企画」で激ウケ。
ぼけた人同士の会話の切り取り方や写真の載せ方も絶妙だなあと。
編集の仕方で内容が魅力的になる好例だと思います。
「よりあい」でされていることと、自分が見てきた高齢者の周囲事情では落差が激しいので、
今介護真っ最中な方みんなにオススメできるかどうかは自信がありませんが、
(介護中の親類に見せたら「こういう話題はお腹いっぱいです」と拒絶反応でした)
将来自分の親が要介護になるかもしれない、
と思っている方には一筋の光が見える、かも、知れないです。
少なくともケアマネの資格取ろうとか介護施設で働いてみようと微塵も思っていなかった私は
「よりあい」で働いているような人たちと出会ったら
自分か変わるかもなあ、なんて妄想を楽しめました。
新聞紹介効果で希望者殺到したようなので
いつまで在庫があるかわかりませんが
「宅老所よりあい」のホームページから購入できます。
表紙のモンド君の絵、何年か前に駅のポスターで見かけたときは
ファッショナブルすぎてぴんと来なかったけど
さきほどモンド君のブログでよりあい訪問記を見たら、うわっ、なにこれ、上手すぎる!!
102歳のおばあちゃんの居眠りの似顔絵とか、ストレートに凄いです。
次号はいつ出るか未定のようですが、楽しみ~!

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。