がん患者、お金との闘い

毎度保険屋のおばさまが、がん保険への加入を勧めてくるのだけれど
今のところ入る気がおきないのは
がんの闘病というのは入院がメインではなく、
退院してからや通院治療の方が経済的に大変だということを感じているから。
もし今後自分にとって大変な事態が起こるとしたらそれは
「長く通院すること」であって、入院すれば一日につき1万円出るというような
保障内容ではあまりメリットを感じられない。
ご近所さんにがんを抱えて生活している方がいるのだけれど
働きたいけど最近身体がだるくて思うように働けない、という。
そして「お金がない」と頻繁におっしゃる。
今後がんが大きくなって、抗がん剤治療が必要になっても
薬代が払えないから治療は受けられない、と嘆く。
参考になるようなことはないかとがん患者、お金との闘い
を読んではみたものの・・・
残念ながら、ご近所さんのようにパートタイマーで
年金も未納の場合、生活保護を受ける以外には
使える手は現在ないように思われた。
ただ、一般的には働き盛り世代は厚生年金や国民年金に加入している人が多いと思うので
がんでの体調悪化で働けない場合、
障害年金をもらえる可能性があるということは
誰でも知っておく必要があると思う。

がん患者、お金との闘い がん患者、お金との闘い
(2010/01/23)
札幌テレビ放送取材班

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この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。