ハワイに来たんだなあ・・・
パソコンに入ってるサンプル画像のような写真そのままの風景がいたるところに・・・
というわけで3回目もナ・ホオラ・スパへ。
しかし前回の女性は非番で不在、
男性スタッフでも構わないかと聞かれたのでもちろん大丈夫、
というかむしろ日本で受ける機会がないから男性歓迎。
今度の人は日本でのマッサージのように、
どこが辛いかと片言の日本語で聞いてきてからのマッサージ。
足、と言ってみたが、「肩がひどい」と言って
グリグリ揉んでくれる。
やり方としては1回目の人と2回目の人の中間くらいの感じだが、
たまに脊椎に手を当てたまま、フーッと深呼吸している様子。
気を入れているというか、お祈りしてくれていて、これがなんだかすごく効きそう。
それと、片手で背中をマッサージしている時に
もう一方の手でお尻を円を描くようにさすり続けてくれる。
これも気持ちいい。
ロミロミそのものはマネできないけど、これくらいなら自分もできるかな?
これまた、満足のうちに終了。
と・こ・ろ・が、一方、自戒も込めてここに書いちゃいますが、
今回は一緒に受けた友人は
えらく下手な(またはやる気がない)人に当たってしまい、
せっかくの最終日だというのに冴えない顔で残りの時間を過ごすことになってしまった。
今回は腕にタトゥの入った女性で、まあ本来それは技術には関係ないはずだけれども
手抜きな感じが伝わってきて
日本でお試し券もらって受けるエステの方がよっぽど上手、というようなシロモノだったらしい。
施術後は「あなたの肌にはこの化粧品を買うと良い」という営業トークはしっかりあり、
沢山書いたメモを持たされていた。
開始時間が私より遅く、終了時間はほとんど変わらないってことは、
このメモや説明の手間の分施術時間も短いということで
決して安くない料金設定から考えて
お客としてではなくマッサージ師としての私から見てNGだと思う。
下手でも一生懸命やってくれている姿勢が見えたら彼女もそんなに
気にすることはなかったと思うけど、
立腹、ごもっともです。
日本では無資格有資格に関わらず、
誰に当たってもわりと最低ラインは満たしているんじゃないかなと思いますが
そういう意味で海外の方が落差は激しいかも。
そんなこんなでたった3回のロミロミ体験でしたが
ひとくちにロミロミと言っても、日本のマッサージと一緒で
レベルが千差万別であることを実感したし
2回目のロミロミが予想以上に良かったので
ハワイで受けた甲斐がありました。
現地のあの独特のゆったりした雰囲気の中で受けることも大きいので
日本でもロミロミを受けようとか、習って自分でやってみようとは
相変わらず思いません。
1回目の施術は1度やり方を習えば私でも再現できる自信があります。
彼女達は日本人の主催するスクールでロミロミを学んだんじゃないかと想像しています。
2回目の彼女はハワイの伝統的なロミロミを施す先生から直接習ったそうで、
あれは私にはすぐにはとてもとても真似できない。
所謂「ロミロミスクール」と、本物の先生について学ぶことは全然違うんじゃないかと。
2回目を受けた後にハワイで暮らす友人(鍼灸マッサージ師)に会ったので、
「ロミロミすごい!どうして習ってみないの?」と彼女に質問してみたら
「興味はあるけどhawaiiのspiritまでちゃんと身につけられるという自信がないから」
という謙虚な彼女らしい答えが返ってきました。
Hawaiiのspirit…
ロミロミの大事なエッセンスなんだと思います。
日本での施術では「心」ですね。
忘れないようにします。