やいとすえ と 二日灸

上目黒住区センターの梅が満開です。

紅梅と白梅 
紅梅
白梅。

両方一度に見られるのが良いです。

「やいと」とは、お灸のことを指す方言で、「やいとを据える(すえる)」はお灸をすえることを意味します。お灸は昔から 健康維持や病気予防のための民間療法 として親しまれており、二日灸もその一環です。

「二日灸(ふつかきゅう)」や「やいとすえ」は、昔から伝わる日本の風習で、特に関西地方を中心に行われてきました。

これは 旧暦の2月2日 にお灸を据えると、 一年間無病息災で過ごせる と信じられていたものです。

旧暦の2月2日は、 現在の新暦では年によって日付が変わります。 昨年は3月11日でしたが、今年の旧暦2月2日は 2月28日のようです。地域によっては「二日灸=3月1日頃」という形で固定 しているところもあります。

ということで今日ご来院の方も明日ご来院の方も、

「二日灸をした」ということにいたしましょう。

一年無病息災でお過ごしください!

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。