下痢に裏内庭

金曜日から二泊三日で京都武徳殿で合気道のセミナーでした。

できれば土日こそ鍼灸院を開けておくべきだとは思っているのですが、

このところ京都市内では安くて良い宿を見つけるのが困難で、宿泊施設に一人分空きがあるからどうですか、と誘われると、

あの武徳殿という存在感の魅力に負けてつい京都まで行ってしまいますね。

京都の武徳殿は明治時代に建てられた重要文化財です。

さて、日曜日はその稽古の後

大阪の先生のところに寄って新幹線へ飛び乗る形になり、昼食抜き、

駅でもゆっくり食べる時間がなくて手近な弁当を買って新幹線の中で食べたら

慣れないことをしたせいか思い切りお腹を下しました。

昼になっても夜になっても変わらないので、今日中に治さねばというプレッシャー、

そうだ、アレがあるじゃないかと思い出したのが

裏内庭のお灸。

ツボの取り方にはいくつかあるのですが、私はここは普通に本に載っている場所ではなく

澤田流で取ります。

足の第2指の裏に墨をつけて折り曲げて、墨が付着したところが

こういう時の特効穴です。

裏内庭
私の場合は足の指が短いので、もうちょっと上になります。

 

左右やってみたら右は一回で熱さを感じたのに、左はせんねん灸の無煙タイプを

4個据えても熱さを感じません。

これはここに反応がある、とします。

せんねん灸はまどろっこしいので直接米粒大のもぐさを据えました。

5回くらいでツーン、とした熱さを感じました。

これで明日は多分大丈夫。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。