村上隆の五百羅漢図展に行ってきました。
村上作品は今までどちらかと言えば嫌いな方だったので
なるべく視界に入らないように意識的に遠ざけていたのですが
「五百羅漢」という単語が気になって。
結論。
観に行って良かった。
現物を見ないとわからない迫力でした。
細部までの細かい書き込みと、
何度も塗装と削りを繰り返した表面の仕上げもすごくて
ひきこまれました。
スカウト・キャラバンを組んで24時間体制という、前例のない制作体系、
指示書に赤ペンで「指示通りにやれ ボケ!」なんていう厳しい言葉も並び
現場の緊張した空気が伝わってくるようでしたが
あと25歳若かったら私も参加したいと思ったかもしれない・・・
「自分は48歳になりました。」で始まるこの文章を読んで、
私は何故いままで村上作品がなんとなく苦手だったのか、わかりました。
会期は残すところあと2日です。
村上隆の五百羅漢図展に行ってきました
この記事を書いた人
Saori Takano
「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。