へろへろ

本日は4年に一度の「29日」。
さきほど知人Yさんが入籍したと連絡が入りました。
おめでとうございます!!!
4年毎にしか来ない結婚記念日も特別な感じがあっていいですね。

先日、そのYさんの幼馴染のUさんという方と知り合いになりました。
Uさんの仕事は介護職。
学校を卒業して以来ずっと介護の仕事をしているとのことで
わあ、介護って大変なのに長年続けてるなんて凄い、というようなことを言ったら
「介護は別に好きじゃないよ、お年寄りが好きなの!」
「だってさあ、ぼけてる人ってすっごく面白いのよ。
あっ でも決して馬鹿にしてるんじゃないのよ、もちろん年長者として尊敬もしているのよ。
一緒にいると楽しいよ。」
という実に爽やかな答えが返ってきました。
意義とかやりがいではなく「関わりたい気持ち」が前面に出ていて素敵な人だなあと思いました。
「宅老所よりあい」で働いている人達ってもしかしたらこんな感じなのかな・・・

さて、買いそびれていた「へろへろ」ですが、「ヨレヨレ」を置いていた
荻窪のtitleにありました。
この本屋さんに置いてある本のセレクトが私の興味を大いにそそられるものばかり。
荻窪に行く楽しみが増えました。

で、「へろへろ」を早速読みました。
疾走してます!
まるで目の前で鹿子氏がしゃべっているような錯覚さえします。
内容は表紙の通り「宅老所よりあい」と雑誌「ヨレヨレ」についてですが、
そして概ねどのように施設を作る資金を集めたかという話なのですが、
よりあいの発起人のお一人である下村恵美子さんという存在の凄さが存分に伝わってきます。
こういう人には即「情○大陸」とかからオファーがありそうですが
「世の中にはもらっていいお金ともらっちゃいかんお金がある」と
新聞連載やテレビのドキュメンタリー取材は断り、あくまでも自分たちで地道に汗水たらして
建設費用集めに奔走する・・・
読んでいると元気を分けてもらえるような感じ。
これは、いろんな人にお勧めしたい。
「よりあいの資金作りは永遠に不滅です!」
ということなのでバカ売れを願って
私にできること、
「ヨレヨレ」と「へろへろ」を何度も買って、
周囲に広めて行きますよ~

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。