視力と鍼

施術が終わって、ベッドから起き上がってもらうときに
「目がよく見える!」「世界が明るくなった感じ」と感嘆されることがあります。
私自身は極度の近視で眼鏡をかけないと常時視界がぼやけているせいか
受けた直後だからといってはっきりものが見えたりはしませんが
昔母に肩こりの治療をするといつも
「あっ 遠くのものが見えるようになった!!」と言っていたので、
血行不良で一時的に視力が落ちている場合には鍼は劇的に効くことを実感します。
「世界が明るくなった」って、素敵な言い方です。
ど近眼は鍼では治りませんが
今朝の新聞記事によると、「見る力」すなわち静止した小さなものを見分ける「視力」ではなく、
動いているものをはっきり見たり一瞬見ただけで多くの情報をつかんだり
広範囲を見る周辺視野の能力は、今からでも鍛えられるらしいです。
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「訓練によって何歳であっても読書の速度や運転能力の向上が期待できる」
キャッチボールすればボールを取り損なうしドッチボールはよけられない私は動体視力も怪しいので
自転車通勤を続けるためにも、この訓練は必要かも知れません。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。