CDがやっぱり好き

先日長野まで聴きに行った「双葉双一トリビュートアルバム発売記念」ライブが

すごく良くて、まだ時々余韻に浸っている。

CDを買ってサインしてもらう、という行為はその人を直接応援できている気持ちになれて良い。

双葉双一トリビュート

 

実は最近はYouTubeプレミアムから探してきた音を施術中にかけていることも増え、

CDは嵩張るので年末掃除をしていて
少々断捨離しようかなと年末、CDの段ボールをチェックしていた。

しかしふと目に留まった一枚がなんとなく懐かしくて聴き始め
止らなくなって結局1枚全部真剣に聴いた。
CDが発売された頃、
「もういちいち針を落とさなくていいんだ!」と
感動した日のことを思い出す。

デジタルが主流になってもはや、「急いで家に帰ってあの曲を聴く」とか
「友達にカセットにダビングしてもらう」
なんて必要がなくなった。
1枚ごとにレコードを半透明の袋から出して、
ビロードのついたクリーナーで埃を取り、
1面20分ほどが終わると回転を止めて
ひっくり返していたあの行為が懐かしい。

 

最近はまたレコードとかカセットテープまでもが売れているそうだし。
買ったばかりのCDをトレイに載せて
すうっと吸い込まれてから再生が始まるまでの、あのワクワクした時間、
昔は機械の動きも今よりゆっくりだった。

開業した時に買ったipodがあるが

中身が10年前から全く更新されていない。
そろそろ音楽を足したいが、やり方がわからなくてAppleに問い合わせたところ、最初につないだPCがないと
今入っている曲が全部消えるそうだ。なんてこったい。15年前のPCは流石にもう使ってないよ。

せっかく何十枚も入れた労力をリセットする勇気もなし。当時は3万以上したのだけど、こんなことなら30年前のものでも普通に聴けるのだから。普通にCD10枚買った方が良かったな。

2階のレコードプレーヤーとステレオはそろそろ処分しようと思っているが、

やっぱりまだCDは「聴いてみて」と人に貸せるし、一曲一曲をジャケットを眺めながらじっくり楽しめるし、場合によっては憧れの人からサインしてもらえるし

発売される限りは買い続けようと思った。

 

 

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。