「真珠のボタン」観てきました

岩波ホールで上映中の「真珠のボタン」を観てきました。
フィヨルドの美しい景色と対比させるように
チリの暗黒の歴史が見え隠れするという、複雑な映画でした。
入植者による「先住民狩り」で撃ち殺されて地面に横たわる裸の死体映像や
ピノチェト政権時に拷問死した女性の顔写真は充分に衝撃的で、
教育的には一応観て良かったとは思いつつ
なーんか、編集が途中のような映画だな、という印象で過日に観た
「セバスチャン・サルガド」が5点だったとするとこの映画はその半分かな。
インパクトはあったので
しばらくはチリ産ワインやチリ産サーモンを見る度に、消されていった先住民のことが頭をよぎりそうです。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。