無殺菌の牛乳(生乳)


骨折療養中の暇にあかせてネットでたどりついた「百姓貴族」という酪農エッセイ漫画。
二巻に出てくる「牛乳の味」というお話。
作者のお子様(2歳)が、いつもの牛乳だと思って無殺菌乳を飲んで
あまりの美味しさに目をむく、というシーン。
骨をくっつけるには牛乳!と思ったわけではないが
どんな味なのかどうしても確かめたくなり
漫画の中で紹介されていた「想いやりファーム」さんの生乳を買ってみた。
確かに美味しい。低温殺菌とはまたちょっと違う味。
想像していたほど濃いような感じではないがまろやかで、生クリームみたいなコクがあって。
(生クリームは生乳からできてるんだから、この書き方はアカンと思うが
文章で表現するのが難しい)
そもそも普段飲んでいる牛乳が「生」じゃない、って意識、あんまりなかったけど
無殺菌だと乳酸菌なども生きているので、
普段牛乳を飲むとお腹を壊す人もこれは大丈夫だったりする、と。
へえ!
私は下痢はしないけど、実はあんまり牛乳が自分の体質に合ってないな、
というのをなんとなく感じつつ、
紅茶にコーヒーに、と一日何杯も漫然と牛乳入りで飲んでいる。
牛乳メインではないから量はコップ一杯程度だが、それでもなんとなく胃にもたれる。
今後の健康を考えると少し摂取量を減らした方がいいかなと思って
最近は豆乳も使い始めたけど
やっぱり味がね~
豆乳より牛乳、と思ってしまうんですよ。
もしかして、無殺菌乳だったら胃にもたれないじゃないか、と期待してみたが
子供も飲むのでなんだかよくわからないうちに空になってしまった。
ただ、このところ便秘気味だったのが治った!
夫からは
「それは牛乳じゃなくて、筋トレで腹筋がついたせいだろう」
と言われたが、そういえば漢方では生乳も薬のひとつに入っている。
古典に書かれている効能は
「補肺益胃」「生津潤腸」。
牛乳が貴重だった時代は加熱せずに飲むことも普通にあっただろうし
無殺菌の生乳で便秘が治った、と考えるのは腑に落ちる。
だからやっぱりこの生乳のお陰だと思う!
薬膳だと思ってこれからもたまに飲モ~

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。