治療室の音楽21 THE HOUR OF SEPATATION

1日の朝刊に、「♪音楽聞くと食材踊る?」という、ちょっと気になるタイトルがあった。
「神戸大学大学院の准教授が
人が聞き取れる音に反応するナノファイバーの溶液に音楽を流す実験を行ったところ
音の進行方向に沿って分子が整列する様子を発見。
メロディに合わせて分子が踊るような現象も確認できた」
というもので、どういう研究なのかと検索したら文部科学省若手科学者の受賞者一覧に
「巨大π共役分子と機能性超分子集合体の研究」という業績名が出ていた。
これが上記のタイトルにつながる研究とは、素人にはさっぱり想像できない。
しかし音が分子の動きをコントロールし、実際に食品の味がまろやかになったり、
お酒の酵母が増えるという効果があるのならば
音楽を聴くという行為は好きだからリラックスするというレベルを超えて、
治療や真の癒しにつながっている可能性がある。
そういえば、PCとスピーカーはつながっていたことに気づき
radikoにしてみたら
あらー、いい音で聴けるじゃないですか!
今日も朝の準備はBarakan Morningを聴きながら。
この春から新編成のInterFM、好きな番組が多いのでラジオが更に楽しみに。
耳に残ったものは後で曲目リストでチェックしてCDを買うが、これもその1枚。
ウード奏者Joseph Tawadrosの「THE HOUR OF SEPATATION」。
私の分子がどう振動しているかは不明、でもかっこいい!

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。