今日の患者さん



30年前にアメリカでホームステイ先のホストマザーが
プレゼントしてくれたというテディベア。
あちこち擦れて
足から中身が飛び出て来たけれど
お裁縫は苦手というので
当院で治療いたしました。
ぬいぐるみを愛用するような方に見えないのですが
人に歴史あり、ですね。
意外なエピソード、秘めていたその方の昔話を聞かせていただけるのもこの仕事の醍醐味。
これを縫われたホストマザーは当時既に高齢で、
もうだいぶ前に亡くなってしまったそう。
「これは私が死んだ時 お棺に入れてもらうの!」
私は何を棺に入れてもらおうかなあ。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。