脛骨高原骨折 その3

他人様のブログを少し探したけど、
脛骨高原骨折でギブスなしというのが見つからない。
ニーブレースなしで激痛の夜を味わって
固定ないと危険、と思ったが15日(受傷2週間目)以降、
なしでも眠れたのをきっかけに家の中でのニーブレースを完全にやめた。
痛い日もあったけど自分で様子を見ながら膝曲げができたので
結果的にはギブスなしは良かった。
違和感はあるけど今かなり普通に曲がる。
椅子に座っている時は足関節は底屈させているか、右足の甲にのせるかしている。
でないと骨折しているのを忘れるほど痛くないのでうっかり左足で立ち上がりそうになる。

ラグビーのトレーナー、網ちゃんに来てもらった。
先週診てもらった時に比べ
可動域が予想よりすごく良くなってる!と言ってもらって嬉しい。
やはり後十字靭帯は伸びちゃってるようだ。これは仕方ない。
歩けるようになったらひたすら鍛えて膝の動揺をカバーするしかない。
足の甲から膝までを強めのマッサージでぐりぐり流してもらう。
左膝は右膝に比べてまだ水が溜まっているような感じで少し腫れていたが直後にまた一段動かしやすくなった。
夜になったらやや熱をもった感じになってヒヤリとしたが、
翌朝、ふくらはぎが右に比べて明らかに細くなって腓腹筋ヒラメ筋が萎縮しているのがはっきりとわかる。
今まで太さに左右差がなかったのはむくみだったらしい。
痩せたのと違って萎縮は喜べないが、むくみが改善したのは良かった。
肩こりの治療などは他人の目にはこっているかこっていないかなんてわかりにくいけど
外傷領域の治療は効果が誰の目にもはっきりとわかるから面白い。
伸展位で可動域制限があるとちゃんと立てないから伸展のリハビリをしておいた方がいいよ、と
アドバイスをもらった。
床に座って足を前に伸ばしてみると、左の膝の方が右の膝よりも少し浮いている。
膝蓋骨の上を指で押さえて、指を跳ね返すような感じで力を入れる筋トレをするように。
なるほど。
ついでにタオルで肩甲骨の引き寄せトレーニングもしたら?というので
それも始めた。
暇なので、ふと思いついたときに腕立て伏せをするようにしていたら
最初1回で自分の重さに耐えられずにつぶれてたのが、結構できるようになった。
骨がくっついた頃、上半身は前よりすっきりしてるかも。

この記事を書いた人

Saori Takano

「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。