縄文ZINEというフリーペーパーが
あるのをご存じでしょうか。
うちの近所のカレー屋さんに置いてあるんですけれども。
8/11、青森県で土偶のゆるキャラをやっているドグ子さんが
田口ランディさんと本を出したというので出版記念イベントに行って参りました。
山田スイッチというのは文章を書いたり
イラストを書いたりする時の彼女のペンネームですが
この日は山田さんではなく、完全にドグ子さんとして登場。
ドグ子さん、実はお子さんが二人いるお母さんなんですが
セーラー服を着て段ボールで出来た土偶を模した被り物をして
縄文の魅力をPRするというハチャメチャでキュートな方なんです。
ドグ子さんルートで行ったイベントなので
田口ランディさんのことは「コンセント」を読んだくらいで
よく存じ上げなかったのですが
お話しを聞いていると
色々な引き出しを持った魅力的な人という印象でした。
小説よりご本人の人生の方が面白い方なのかもしれません。
今回のイベントタイトルが
「縄文人だよ、全員集合!」という謎のタイトルで、
それでも私を含めた周囲のドグ子さんつながりで集まっているメンバーにとっては
「彼女、土偶だしね~」と気に留めていなかったのですが
会場で田口さんのファンの方から
何故縄文なんですか?という質問が出ました。
「縄文にはあざとさが一切ないから」
という答えでした。
なるほど~
ドグ子さんと田口さんお二人の馴れ初め(?)、
そして三内丸山遺跡でのイベント決行などの
いままでの活動紹介の後
ドグ子さんと、
同じく段ボールの被り物とセーラー服姿のjoeさん、
細身の男性yamazakiさんの三人による
「縄文ダンス」へ。
縄文ダンスと言っても、そんなものは実際に見た人はいないので
かなり適当(笑)な踊りになります。
縄文ダンス=昔っぽい踊り をイメージしてると完全に裏切られます。
「あざとさが無い」という話が、彼らのダンスと、その後の今田口さんが取り組まれていること、
すなわち「祭り」に関わる話にうまくつながっていました。
肝心の本の方は、まだちゃんと中身を読んでいないのですが
祭りとはあまり関係なさそうです。
ただ、幸せという単語と、
田口さんがおっしゃった、縄文時代に近づくには学術的に究めていくか、またはアホになって実践するしかない、
というキーワード「アホ」
「アホ」と「幸せ」の相性はきっと悪くない。
人間、考えすぎると不幸になることもありますし
祭事には何故そうするのか頭で考え続けても
答えがない要素も入りますし。
アホという単語には何か人を罵る以外に、
解放されたポジティブなエネルギーも感じます。
それにしてもちょっとネットで検索かけただけで
北から南まで、日本各地に縄文を愛する人々が
実にたくさんいるので驚きました。
「生きてるって幸せー!」出版記念イベントへ
この記事を書いた人
Saori Takano
「ここに来て良かった!」と心から言っていただける治療室を目指しています。
鍼灸治療は人対人の相性が重要だと思っています。
来院するかどうか迷っている方は
ざっと眺めていただいて参考にしてくださいませ。